ヤマダ電機とイグアスは、3Dプリンタ販売事業での業務提携を行った。これにより、ヤマダ電機は、米・スリーディー・システムズ製の3D プリンターの店舗における販売すと法人向けの販売を開始する。販売開始時期は8月上旬。

個人向け3Dプリンタ「Cube」(左)、「CubeX」(右)

法人向け3Dプリンタ「ProJet」シリーズ

ヤマダ電機にて販売される3Dプリンタは、個人向けから企業で活用されるプロフェッショナル向けまでカバーする幅広いラインナップとなる。技術面においてスリーディー・システムズ・ジャパンによる協力を受けるという。イグアスはスリーディー・システムズの販売代理店として3Dプリンタを提供すると共に、グループ会社のJBサービスで保守サービスも行う。

また、取り扱い製品は、個人向けの低価格帯3Dプリンタ「Cube」および「CubeX」、そして法人向けのProJetシリーズ。個人向けの製品に関して、まずはパイロット店舗として「LABI1日本総本店池袋」で8 月上旬より販売を開始し、順次全国に展開するとのこと。加えて、店舗での造形サービスも実施する予定で、なおかつ店頭で3Dプリンタでの造形を体感できるイベントも開催するとのことだ。

なお、同社で取り扱いが始まる「Cube」および「CubeX」は東京都・渋谷にあるイグアスのショールーム「CUBE」で展示されている。そのほか、法人用のProJetシリーズについては、7月3日よりオープンしたDMM.comの3Dプリントサービス「DMM 3Dプリント」でも使用されている。