Cypress Semiconductorは7月16日(米国時間)、USB-Serialブリッジコントローラ「CY7C6521xファミリ」を発表した。

同ファミリは、UART/SPI/I2C通信用のコンフィギュレーション可能なデュアルシリアルチャネルに加え、同社の静電容量タッチ センシング技術「CapSense」を搭載したことで、ヒューマンインタフェースソリューションの柔軟な設計を可能にしている。

コンフィギュレーション可能なシングルおよびデュアルシリアルチャネルを備えた「CY7C65211/CY7C65215」、ならびに、低電力のUSB-UARTブリッジコントローラ「CY7C65213」の3製品が用意されており、USB-Implementers Forum(USB-IF)Battery Charging SpecificationのRevision 1.2に準拠した、効率性の高いバッテリ充電検出機能を搭載しているほか、スタンバイ電流は5μAを実現している。

いずれもすでに量産出荷を開始しており、CY7C65211は24ピンQFNパッケージ、CY7C65213/CY7C65215は32ピンQFNパッケージでそれぞれ提供されている。また、製品のデータシートやドライバ、リファレンス回路図、ソフトウェアコンフィギュレーションユーティリティなどは同社Webサイトよりダウンロードが可能となっている。