総務省は7月12日、モバイル接続料(携帯電話事業者の接続料)算定の更なる適正性向上に向け、算定方法及びその検証の在り方について「モバイル接続料算定に係る研究会」において報告書を取りまとめ、公表した。

同会は、平成24年10月から開催されており、今回、公表された報告書は、計7回の会合(関係事業者へのヒアリング:非公開2回含)において検討を行い、平成25年2月26日から同年3月18日までの間行った意見募集の結果等を踏まえ、取りまとめられたもの。

「接続料の算定プロセスと課題」資料:総務省「モバイル接続料算定に係る研究会」報告書より

検討された課題は、「設備区分別算定」「移動電気通信役務収支表と二種指定ガイドライン別表第2の関係」「原価の範囲(営業コストの算入)」「利潤・データ接続料の算定・その他(暫定値を用いたデータ接続料の精算方法について、接続固有に発生する費用)」など。