JVCケンウッドは7月11日、マイクロコンポーネントシステム「UX-L5」を発表した。発売は7月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は28,000円前後。

「UX-L5」

センターユニット、左右のスピーカーユニットともにローフォルムで圧迫感の少ないデザインのミニコンポ。インテリアとの調和も考慮され、シンプルなカラーリングや豊かな陰影感を生み出す二層コーティングの光沢塗装仕上げが施されている。

音質面では、ウッドキャビネットのスピーカーやセンターユニットのデジタルアンプにより迫力ある低音、クリアな中高音を再現する。また、バッフル面は、点音源を理想に、音を滑らかに伝えられるよう形状を工夫。自然な音の広がりや音像の定位を実現した。磁気回路への銅キャップの採用による歪みの少ないクリアなサウンドや、大型マグネットによるサイズ感を超えた迫力ある低音も特徴。

機能面ではスマートフォンやタブレット端末との連携を考慮。Bluetooth接続に対応しており、Android端末で専用アプリ「JVC Audio Control BR1」をインストールすれば、ワイヤレスでの電源のオン・オフ、音量調節、ラジオの選曲などを行える。Bluetoothのバージョンは2.1+EDR、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、SPP。

主な仕様は、アンプ部の実用最大出力が15W×2(8Ω)、スピーカーが8cmコーン型、センターユニットで再生可能なメディアが音楽CD、CD-R/RW(CD-DA、MP3、WMAに対応)、USBマスストレージクラス対応機器(MP3/WMA)、搭載チューナーがFM/AMとなっている。USBメモリを接続して、音楽CDやラジオ番組を録音することも可能。接続インタフェースはUSB×1基、オーディオ入力×1系統、ヘッドホン出力×1系統を搭載。

サイズはセンターユニットがW254×D181×H75mm、スピーカーユニットがW120×D180×H120mm(1本)、重量はセンターユニットが約1kg、スピーカーユニット約1.1kg(同)となっている。