女優・能年玲奈がヒロインを務め、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の挿入歌「暦の上ではディセンバー」を、5人組アイドルユニット・ベイビーレイズが歌っていたことが9日、明らかになった。

『あまちゃん』の挿入歌「暦の上ではディセンバー」を歌っていたベイビーレイズ(左から大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生)

同曲は、劇中に登場する"アメ女"こと架空のアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」が歌う曲で、「2009年にミリオンセラーを記録した大ヒット曲」という設定。その挿入歌を、アメ女のシャドウ(代役)として実際に歌っていたのが、ベイビーレイズと成田りなを演じた水瀬いのりの計6名だった。同曲は、ベイビーレイズの5枚目のシングルとして、8月21日にリリースされる。

ベイビーレイズは「乗り込み! 乗っ取り!!」をテーマに、2012年9月26日にシングル「ベイビーレイズ」でデビュー。アイドリング!!!の菊地亜美が指南役を務め、ユニット名の「baby=かわいこちゃん」「raid=襲撃」という由来のとおり、人気グループのステージへの乱入や、会場前での宣伝活動など、あの手この手でファン獲得を画策してきた。

その活動が実を結んだのか、今夏は8月11日の東京・渋谷O-EASTでのワンマンライブ「ベイビーレイズ伝説の雷舞! -孤軍奮闘-」のほか、その前日にはロック・フェスティバル「サマーソニック」への出演が決定。デビューから2年以内での日本武道館ライブを目指して、日々活動している。