ウェザーニューズは7月8日、同社がスマートフォン向けに提供しているアプリ「ウェザーニュースタッチ」において、熱中症の危険性を事前に通知する新サービス「スマートアラーム熱中症モード」を追加した。有料会員となることで利用できる。

ウェザーニュースタッチは、季節や減災などの専門気象情報もチェックできる天気予報アプリ。現在、AndroidおよびiOSを搭載したスマートフォン/タブレット向けに提供されており、ともに無料でダウンロードできる。

スマートアラーム熱中症モードの利用イメージ

今回、有料会員向けに提供される「スマートアラーム熱中症モード」は、利用者の現在位置で熱中症の危険性が高まる恐れがある場合に、その危険性をPUSH通知するサービス。スマートアラームの設定をオンにしておくだけで利用可能。熱中症患者が急激に増加する"警戒レベル"、室内にいても熱中症になる恐れがある"最大危険レベル"に達する恐れがある場合に通知される。このほか、水分補給や室内での温度調整を促す注意コメントが提供されるほか、アプリ上で現在地の実況気温などを確認することも可能。

ソラテナの熱中症危険度マップ

なお熱中症について情報は、全国3,000カ所に設置されている同社独自の観測システム「ソラテナ」の解析データを使用する。ソラテナは、気温、気圧、湿度、感雨、日照、紫外線の6つの要素を観測することができ、1分毎にデータが更新される観測システム。