相模鉄道は7月8・14日の2日間、深夜電車走行試験を行う。相鉄・JR線直通事業に関連して変更する予定の保安装置(自動列車停止装置)を確認するための走行試験とのこと。

相模鉄道11000系

走行試験では、かしわ台~海老名~二俣川間を1往復程度運転。実施時間は終電から始発までの間(午前1時30分頃から4時頃まで)を予定している。なお、実施日は天候などの都合により変更される場合がある。

相鉄・JR直通線は、神奈川東部方面線の一部として、相鉄・東急直通線とともに進められている事業。相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線(約2.7km)を建設し、相鉄線とJR線の相互直通運転を実施。横浜市西部・神奈川県央部から東京都心部への速達性向上、横浜駅やJR東海道線での乗換回数の減少と混雑緩和を図る。当初は2015年度内の開業を予定していたが、今年4月に2018年度内へと開業時期が延期された。