タレントの松嶋初音と精神科医の名越康文氏が3日、都内で行われた、海外ドラマ『ザ・フォロイング』放送開始記念イベントに出席した。

海外ドラマ『ザ・フォロイング』放送開始記念イベントに出席した松嶋初音

WOWOWで放送する海外ドラマ『ザ・フォロイング』は、米俳優のケヴィン・ベーコン主演のサイコサスペンスドラマ。かつて逮捕した連続殺人犯のキャロルが脱獄したため、現場復帰した元FBI捜査官のライアン。捜査をする中、殺人鬼でありながらカリスマ性を持つキャロルは、収監中に看守やファンたちを洗脳してネットワークを作り上げていた事が判明する。ライアンたちは、ある壮大な計画を実行しようとしているキャロルを阻止する事が出来るのか――というストーリーで、ドラマは9日(毎週火曜 23:00~全15話 第1話は無料放送)スタート。

ケヴィンの大ファンだという名越氏は「アメリカでこんなドラマを作ったのは面白いなと。日本人が1番、このドラマの本質が分かるんじゃないかな?」とPRし、松嶋は「現実に起こってもおかしくないし、ここまで感情移入するドラマは今までに無い。ギリギリのスリルを楽しんで」と笑顔でアピール。「目が離せなくなって虜になりました。ケヴィンと同じ視点になってハラハラしてました」とドラマの内容を振り返った松嶋は、「キャロルが書いた本を読んでいたら、私も洗脳されているかもしれない」とすっかり魅了された様子。写真撮影ではドラマの1シーンになぞらえ、タトゥーをペイントした太ももを披露して同ドラマをPRした。

また、「母がホラー好きで、子どもの頃はアニメとかを見せてくれなかった」と明かした松嶋は、『悪魔のいけにえ』、『13日の金曜日』、『ハロウィン』とお気に入りのホラー映画3作品を紹介。ホラー映画の魅力を熱弁する松嶋を「映画を観てる人は安全な場所にいるので、残酷なものを観たくなる。観るとなぜか元気になったりしますしね」と精神科医目線で分析した名越氏は、自身についても「精神科医には多いと思うけど、ハンニバルのレクター博士は憧れ。すべての人間の行動を予測しているのか、自分が操作しているのかというところに魅かれる。そんな危うい立場にいないと、精神科の治療は出来ないと思う」と語った。