AKB48の大島優子、渡辺麻友、篠田麻里子、小嶋陽菜らが出演するフジテレビ系のドラマのタイトルが『フォーチュンクッキー』(7日0:25~1:25)に決定し、このほどクランクアップを迎えた。

ドラマ『フォーチュンクッキー』の「独立」に出演した篠田麻里子(左は伊武雅刀)

同作は、1話完結型の計6話のショートストーリー。AKB48が出演中のアサヒ飲料「WONDA」のオフィスドラマCMシリーズがもとになっており、今回のドラマではAKB48の大島優子、小嶋陽菜、渡辺麻友、篠田麻里子、柏木由紀、島崎遥香が各話の主演を務め、第5回AKB48選抜総選挙で「ジャンプアップ賞」を受賞したSKE48・柴田阿弥が、大島の作品に出演する。現場は、1話を1日で撮影するというハードスケジュールで、このほどクランクアップ。タイトルは仮題の『AKB48ショートストーリー』となっていたが、第5回AKB48選抜総選挙で1位を獲得した指原莉乃の初センター曲「恋するフォーチュンクッキー」から引用し、『フォーチュンクッキー』に決定した。

「SNS」で上司から怒られるOL・森川優香を演じた大島は、その役柄について「どちらかと言えば親近感のあるキャラクターで、プライベートでは彼氏もいて、会社では厳しい上司もいて、ネット、SNSも使っていて」と説明。「日常生活に存在する"小さなモノ"に目を付けていて、ほっこりする作品だと思いました」と魅力を伝え、視聴者に向けて「ドラマが、皆さんの背中を押す、明日へのチカラになればいいなと思ってます!」とメッセージを送っていた。

また、今年の総選挙で卒業を発表した篠田は、会社を辞めて独立するという同じような境遇の須藤絵里子を演じる。退職のあいさつで役員室を訪ねると、宗形専務(伊武雅刀)から門出の祝いにと食事に誘われる。その宗方との高級ホテルバーでの1シーンについて、「2人のドキドキするやり取りがあってちょっぴり不安でしたが、すごく面白いストーリーで良かったです」と振り返り、「撮影では、大変だったシーンは全くなくて、逆に、バーでのシーンで伊武さんがアドリブ交えていろいろ楽しませてくれたのが印象的でした」と楽しげに語っていた。

そのほか、渡辺は唐揚げが好物のOL・田辺美香(「おかずスティール」)、小嶋はちょっと天然なOL・児島なぎさ(「コジハラ」)、柏木は父の誕生日に何をプレゼントするかを悩むOL・相田千明(「バースデイプレゼント」)、島崎は人生設計に思い悩む新谷三智子(「ケンサク先生」)など、それぞれ個性的な役を好演。今井雅之、柄本佑、大和田伸也、伊武雅刀、大和田伸也、忍成修吾といった豪華俳優陣が脇を固めている。