リコーは1日、A4モノクロレーザープリンタの新モデルとして、高いコストパフォーマンスと環境性能を備えたコンパクトモデル「RICOH SP 2100L」を発表した。7月16日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は43,000円。

RICOH SP 2100L

毎分28枚、ファーストプリントが8秒以下という高速出力を備え、トータルで20万ページの高い耐久性を実現した。給紙トレイの容量は300枚で、さらに容量60枚の手差しトレイを標準で搭載。給紙トレイには用紙残量インジケータを設け、用紙の残量を一目で分かるようになっている。新しく用意された大容量トナーを使った場合、A4用紙1枚あたりの印刷コストは約3.8円。自動両面印刷にも標準で対応。本体には状態表示ランプがあり、設置場所によらず状態を把握できる。

トナーと感光ドラムが一体となった「オールインワントナーカートリッジ」を採用しており、交換や管理の手間を低減。トナー交換および用紙補給など、日常的な操作とメンテナンスをすべて本体前面から行えるようになっている。

そのほか主な仕様は、印刷方式が半導体レーザー+乾式1成分電子写真方式、連続プリント速度が片面28枚/分・両面14ページ/分、解像度が1,200×600dpi/600×600dpi、最大用紙サイズがA4、排紙トレイの容量が125枚(フェイスダウン)。

消費電力は最大800W以下、予熱モード時50W以下、省エネモード時3.8W以下、TEC値は1.54kWh。ウォームアップタイムは電源投入時で26秒以下、予熱モード時で10秒以下、スリープ復帰時で24秒以下。

インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、USB 2.0。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2012。本体サイズはW370×D392×H262mm、重量は約12.7kg。