遠景の富士山(左)と近景の富士山(右)、部屋から見えたら家賃にしていくら位の価値がある?

アットホームは富士山の世界遺産登録に際して、東京都内の賃貸物件に住む20~50代の男女を対象に、“富士山と住まいの眺望”に関する調査を実施した。調査は6月19日~21日にかけて行われ、600名から有効回答を得た。

部屋から富士山が見えたら「うれしい」68%

まず、もし住まいの窓から富士山が見えたらうれしいか尋ねたところ(今の住まいから見える人は、見えることがうれしいか)、67.2%が「うれしい」と回答し、「うれしくない」(19.3%)を大きく引き離した。ちなみに、今の住まいから富士山が見える人と回答した人は7.2%だった。

住まいの窓から富士山が見えたらうれしいですか?

窓から富士山が見えたら家賃の価値は上がる?

次に、富士山がもしも自宅の窓から見えたら、家賃にしてどの程度価値があると思うか聞いた。すると、富士山が小さく見える遠景の場合は月額平均4.68万円、窓から大きく富士山が見える近景の価値は月額平均5.30万円という結果になった。高額の回答も多く、11万円以上と回答した人も遠景・近景とも1割を占めた。

富士山がもしも自宅の窓から見えたら家賃にしていくら位の価値があると思いますか? 左が遠景、右が近景の場合

窓から見えたらうれしい世界遺産は「富士山」

住まいの窓から見えたらうれしい世界遺産を尋ねたところ、1位は「富士山」(51.7%)、2位は「厳島神社」(17.2%)、3位は「自由の女神像」(16.0%)だった。このほか日本の世界遺産では、「清水寺」と「姫路城」がトップ10内にランクインしている。

住まいの窓から見えたらうれしい世界遺産は?