漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)の創刊45周年を記念したプロレスリング・ノアのスペシャルタッグマッチが30日、東京・後楽園ホールにて行われた。

左からカイザー、ペサディーヤ、クレイジー、市道真央、串田アキラ、石森太二、原田大輔、熊野準

今回のタッグマッチは、7月6日公開のアニメーション映画『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』、27日公開の『劇場版トリコ 美食神の超食宝』を記念して実現し、第4試合では、GHCジュニアヘビー級選手権前哨戦6人タッグマッチも実施。セコンドとして、中南米チームには『銀魂』の劇中に登場するエリザベスが、日本人チームには『トリコ』の主人公・トリコが付き、激しい熱戦を繰り広げた。

試合前の会見では、ノアのレスラー6人、石森太二、原田大輔、熊野準、スペル・クレイジー、ペサディーヤ、カイザーに加え、トリコとエリザベスの着ぐるみ、そしてゲストとして『劇場版トリコ』の主題歌を歌う串田アキラと、ジャンプ連載企画「ジャン魂G!」のマスコットガールを務める市道真央が登場。"勝利の女神"として駆けつけた市道は、今回のタッグマッチを記念した45人前の巨大「カツカレー」を現役レスラーに振る舞い、さらに会見後には、串田アキラがリング上でミニライブを行い、観客を沸かせた。

これまで何度もリング上で歌った経験がありつつも緊張したという串田は、「力道山をよく見ていましたのでプロレスは好きでした、今日はこうして素晴らしい選手と一緒に立てて光栄です」と喜びをあらわにするとともに、「本日歌う『トリコ』の主題歌は、仲間を強調した歌となっております。トリコの優しさや仲間との冒険感を描いています。1曲目に『宇宙刑事ギャバン』を歌いますが、三沢光晴さんがギャバンの事が好きであると早く知っていたら、一緒に三沢さんと歌いたかった」と、2000年にプロレスリング・ノアを立ち上げ、2009年6月13日に46歳という若さでこの世を去った天国の三沢光晴にメッセージを送った。

また、市道も緊張は隠せなかったようで「リングに上るのも生で見るのも初めてで緊張しております」と吐露しながらも「『トリコ』のキャラクターが好きで、一緒に立つことができてうれしい。銀魂の銀さんもカッコ良くて好きですが、エリザベスも大好きですよ(笑) 恐れ多いですが、いつか『トリコ』『銀魂』に出てみたいです」としっかりアピール。大変好評だった今回のカツカレーは「『トリコ』は食を扱った作品ですが、私もひとり暮らしで料理は好きです。カレーは甘口が好きで、色々と入れる食材を試してみたりと特に凝って作ります。今日は"勝利の女神"として呼ばれましたので、力を発揮できればと思っております」と、こだわりを語っていた。市道は、このカレーを試合前の石森とクレイジーにスプーンで口まで運び、"勝利の女神"の味をプレゼント。

その石森は「あまりのトリコのでかさにびっくりしています」と驚愕しながらも、「筋肉と髪型がかぶっておりますが、セコンド付いてくれて頼もしいです。試合前の串田さんの歌は興奮している。『キン肉マン』もずっと見ていて好きでしたし、試合に集中できるか心配。『宇宙刑事ギャバン』を串田さんに歌っていただけることは、天国で三沢さんも喜んでいると思います」と感激。45人前のカレーを前にすると「絵でしか見たことない、山盛り加減が凄いですね」と圧倒された様子だった。

串田アキラは、第3試合後に大歓声の中、「宇宙刑事ギャバン」「キン肉マン Go Fight!」「豪食マイウェイ!!」の3曲を熱唱。その後に行われた第4試合『劇場版銀魂完結篇』×『劇場版トリコ』公開記念スペシャル6人タッグマッチでは、トリコがセコンドに付く日本人チームが、激闘の末、見事勝利をおさめている。

映画『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は7月6日より、そして、映画『劇場版トリコ 美食神の超食宝』は7月27日よりそれぞれ全国公開される。