尾田栄一郎原作の人気アニメ『ワンピース』に登場する「海上レストラン バラティエ」をモチーフにしたエンターテインメントレストラン「ワンピースレストラン バラティエ」が28日、東京・お台場フジテレビ本社7Fの屋上庭園にオープン。前日には内覧会が開催され、ゲストとして声優の田中真弓、山口勝平が出席した。

左からサンジ、フジテレビアナウンサー松尾翠、田中真弓、オーナーゼフ、山口勝平

「ワンピースレストラン バラティエ」は、麦わらの一味のコックであるサンジが副料理長を務めていたレストラン「海上レストラン バラティエ」の世界観を再現したレストラン。船体外観を模したデザインとなっており、店内へ入るとサンジに出迎えられ、カウンターには「エレファントホンマグロ」などの珍しい食材が並べられている。また、時間によってはゼフやサンジのあいさつが流れたり、厨房からルフィの声が聞こえるなど、ワンピースの世界を再現する演出も楽しむことができる。

店内に入ると、まずサンジがお出迎え

カウンターにはオーナーゼフ仕様の電伝虫が。映像が流れると目が光る

時間によってはオーナーシェフ「ゼフ」が登場

内覧会には、モンキー・D・ルフィ役の田中と、ウソップ役の山口が登場。すでに料理を試食済みという田中は「本当においしかった。マンガに登場する骨付き肉は固いイメージでしたが、実際の肉はすっごく柔らかかった」と大絶賛。また、サンジ役の平田広明もビデオレターで登場し、試食の感想を「バラティエをイメージした他にない味。オススメはもちろんサンジ関連のメニュー」と自信たっぷりの様子。ビデオレター終了後に平田は「ヘイ、毎度。こちらクソレストラン。食いてえヤツには食わせてやる。レディース&マドモアゼル……アナタのご指名、心からお待ち申し上げます」と締めたが、山口は「……なんか、久しぶりにかっこいいサンジを見た」とつぶやき、さらに田中も「最近、ずっと鼻血出してるもんね」と同調して、会場の爆笑を誘った。

メニューは麦わらの一味の冒険の軌跡と連動し、数カ月に一度リニューアルされるという。今回のメニューは、イーストブルーの心に残る数々の名シーンや、キャラクターをイメージした料理。昼はアラカルトとワンプレート料理、夜はアラカルトのほか、コースメニューやオリジナルのカクテル、ソフトドリンクが提供される。

内覧会では、いくつかのメニューが報道陣にも提供された。特に骨付きチキンがジューシーな「海賊の宝箱」や、柔らかいマグロ肉とジンジャーソースがマッチした「~友を助けるため シャンクスとの誓い~ 輪切りにしたエレファントホンマグロのグリル "赤髪と3本の傷" ジンジャーソース」が大人気。デザートでは、リンゴの切り身もギッシリ詰まった「リンゴのカスタードクリームタルト"悪魔の実"仕立て」が好評だった模様。ちなみにレストランに来店すると、スタンプカードがもらえ、スタンプがたまると500ベリー(500円)のクーポン券やオリジナルグッズがプレゼントされる。

(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション