e+ Coupon(イープラス・クーポン) 画面イメージ

エンタテインメントプラス(イープラス)は6月25日より、スマートフォン向けクーポンサービス「e+ Coupon(イープラス・クーポン)」を開始した。

顧客情報の活用で再来場の促進効果も

同社によると、従来の紙のクーポンは配布先が限定的で、利用者の特定が困難というデメリットがあった。このほど開始した「イープラス・クーポン」は、850万人のイープラス会員へのアプローチによる送客効果もあり、顧客情報を活用して、次へのプロモーションや再来場促進につなぐこともできる、O2O(Online to Offline)が可能となった。

また、クーポンを使用する顧客側も、おでかけ、イベント、体験など、エンタメやレジャー商品に特化した、様々な種類のクーポンをまとめて探すことが可能となった。利用の際も、クーポンを持ち歩いたり切り取るなどの手間もなく、スマートフォンの提示だけで完結する。

現在、同社では関東・関西を中心に約100の施設・主催者と契約を結んでいる。今後は夏休みまでに200、今年度中に500との契約を目指す。

同社では従来のチケット販売に加えて、エンタメやレジャーに特化した割引や特典付きのクーポンサービスを提供することにより、商品の品ぞろえを一層拡大。それとともに、施設・主催者側には850万人の会員を活用した潜在顧客層の掘り起こしと送客を実現していくという。