京成電鉄は7月1日より、都心と成田空港を最速36分で結ぶ「スカイライナー」AE形の車体にラッピング広告を掲出する。同社では、「シティライナー」の全列車で運用されているAE100型および一般車両がラッピング広告列車として運行しているが、「スカイライナー」AE形でのラッピング広告は今回が初めて。

京成電鉄「スカイライナー」(AE形)。写真は2011年、ブルーリボン賞受賞記念のヘッドマークを掲出して運行したときのもの

「スカイライナー」に掲出されるラッピング広告は、日本航空が7月1日に新規開設する「成田~ヘルシンキ線」のPRを行うもので、「ヘルシンキ経由でヨーロッパ接近!」のキャッチコピーが表記される。広告掲出場所はドアの横で、1車両につき2カ所の計16カ所。

京成電鉄「スカイライナー」AE形は、2010年7月17日の成田スカイアクセス線開業に合わせて導入された新型車両。車両のデザインは、ファッションデザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏によるもので、シンプルで清潔感のあるたたずまいや、国際空港へのアクセス改善という総合的な取組みが評価され、2010年のグッドデザイン賞ならびに2011年の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞している。