佐伯祐三《リュクサンブール公園》1927年 油彩/カンヴァス71.0×59.0cm(田辺市立美術館蔵/和歌山県)

ホテルオークラ東京は8月7日~9月1日まで、ホテル独自の絵画展「第19回 秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催する。

モネ、ユトリロなど94作品を展示

今年はモネ、ユトリロ、佐伯など印象派とそれに続くエ・コールド・パリの巨匠たちが残した作品94点を通して、多くの画家が情熱を注(そそ)いだフランスの風景美を紹介する。

主な出展作品は、 クロード・モネ《睡蓮》1907年、モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年頃、佐伯祐三《リュクサンブール公園》1927年、アメデオ・モディリアーニ 《若い女の胸像(マーサ嬢)》 1916-17年頃、アンリ・ル・シダネル《森の小憩 ジェルブロワ》1925年、藤田嗣治《二人の裸婦》1929年。

画家やフランスにちなんだ料理やスイーツも

また、画家やフランスにちなんだ特別メニューも用意。西洋料理「テラスレストラン」では、「モネの愛したレシピ 若鶏もも肉ときのこのトマト煮込み」を味わえるランチセットを提供する。フランス料理「ラ・ベル・エポック」では、洋菓子「モンマルトルの画家たちが愛した クレーム・ブリュレ」を販売する。

モネの愛したレシピ 若鶏もも肉ときのこのトマト煮込み

館内にある和・洋・中8つの直営レストラン限定の特別ランチと、絵画展の鑑賞券が付いた2種類のランチセット券は、4,000円又は6,000円。ホテルオークラ東京館内(本館・別館フロント、本館コンシェルジュデスク、別館ギフトサロン、各レストラン・バー)で販売する。

同展の開催時間は、10時~18時(入場は17時30分まで)。入場券は一般1,200円、大学・高校生1,000円。中学生以下無料。