大垣共立銀行は26日、震災に対する新たな取り組みとして「震災対策定期預金(愛称:手のひら定期)」の取り扱いを7月1日に開始すると発表した。

「震災対策定期預金」とは、対象震度の地震が発生した場合、緊急時の生活資金として自動的に店頭表示金利で解約後、指定の普通預金に入金される定期預金。入金されたお金は、カードや通帳がなくても「手のひら」だけで取引可能な「手のひら認証ATM"ピピット"」などで引出すことができる。震災時入金指定口座に対し、手のひら認証ATMサービスが登録されていることが必要。

なお、同定期は「手のひら認証ATM"ピピット"」「スマホ通帳」に続く「通帳・カードレス」サービスの第3弾であり、震災時の生活資金などを確保するべく、自動的に解約し指定口座へ入金を行う定期預金は全国金融機関初だという。

大垣共立銀行は、今後も顧客の役に立てるよう魅力ある商品を届けていくとしている。