全長約10mの大型肉食恐竜「バリオニクス・ワルケリ」の全身骨格標本を展示

三菱地所と福井県は8月1日~18日まで、丸ビル、丸の内オアゾ、新丸ビル3階アトリウムにて「大恐竜展in 丸の内2013 ~福井県恐竜博物館コレクション~」を開催する。

福井県恐竜博物館所蔵の恐竜骨格標本を展示

同イベントでは、世界3大恐竜博物館のひとつと言われる福井県恐竜博物館が所蔵する肉食恐竜、草食恐竜の大小様々な骨格標本9体を丸の内エリアに展示する。特に「バリオニクス・ワルケリ」をはじめとする肉食恐竜の全身骨格標本は、博物館外では初公開となる。

バリオニクス・ワルケリは、イギリスやスペイン、ポルトガルなどで発見されている全長約10mの大型肉食恐竜で、その骨格標本が丸ビル1階マルキューブ会場に登場する。

150インチのスクリーンに「フクイラプトル」を再現

また、丸ビル1階マルキューブでは150インチのスクリーンを使い、福井県で化石が発掘された恐竜「フクイラプトル」を再現。MR技術映像を、ヘッドマウントディスプレイを通して利用者が見ることで、様々な角度から動く「フクイラプトル」を見ることができる。なお、この試みは世界初公開となる。

MR技術で再現した大迫力の「フクイラプトル」(イメージ)

発掘現場から運ばれた石を用いた体験も

丸の内オアゾ1階○○広場(おおひろば)会場では、草食恐竜を代表する約8mのチンタオサウルス・スピノリヌスを始め、草食恐竜4体の全身骨格標本を展示する。

また、新丸ビル3階アトリウム会場では、8月12日~14日にキッズ向け化石発掘体験を開催。福井県勝山市にある恐竜化石発掘現場から運ばれた石を専用の道具で割って、化石発掘体験が楽しめる。小学生1年生~6年生が対象で、定員は各回20名。当日10時より新丸ビル1階東京駅側共用部にて各回整理券を配布する。

開催は8月1日~18日(新丸ビル会場のみ、8月12日~14日)。時間は11時~20時で入場無料。