CompTIA日本支局は、「CompTIA A+」の新しい日本語試験が、6月17日より提供開始されたと発表した。CompTIA A+は認定資格のひとつで、政府機関や法人を中心に新入社員研修や社員の人材育成に活用され、現在までに92万人に取得されている。

今回の改訂では、「ポストPC時代」と言われる現在のITスキルセットが網羅されており、例えば、ハードウェアでは、パソコンから、タブレットPC、スマートフォンといった多様なデバイスから出題されている。OSでは、Windowsといった代表的なOSから、iOS、AndroidなどのOSからも出題されている。

また、同バージョンの試験より、テスト画面上でコマンドの入力や環境設定などを実施する「シミュレーション試験」が導入された。

なお、「CompTIA A+認定資格」の主な概要として、実施形態はCBT試験、問題数は最大で90問、試験時間は90分、合格ラインは100~900のスコア形式 675スコア以上(220-801)/700スコア以上(220-802)となっている。試験費用は22,099円。