ものがあふれていると言われる日本。手軽にいろいろなものが手に入る印象が強いようです。では、そんな日本で足りないものってあるのでしょうか? 母国にあるもので日本でも販売してほしいと思うものについて、日本に住む20人の外国人に聞いてみました!

■子羊(ラム)の肉です。イラン料理ではよく使う肉です。日本のスーパーでも売ってほしい(イラン/20代後半/女性)

羊の肉は宗教上の制限に引っ掛かることが少ないことから、世界で一番食されるお肉と言われています。日本では、ジンギスカンを食べる文化がある北海道では古くから一般的に手に入るようです。最近は他の地域でも手に入りやすくなりましたが、牛・豚・鶏に比べるとまだまだ物足りないですね。

■ココナッツラーメン(ミャンマー/30代前半/女性)

ミャンマーの朝食の定番はココナッツラーメン。ココナッツミルクはデザートにも使われますが、カレーなどの食事にもよく使われます。ラーメンの場合はひよこ豆の粉末を合わせて使うと、コクが出てよりおいしいのだとか!

■ブラジルのタピオカ、クレープみたいに使う(ブラジル/50代前半/女性)

タピオカと言えば丸い粒状のものを思い浮かべますが、それのブラジル名は「サグー」。ブラジルのタピオカはクレープのような薄い生地状で、中に具を挟んで食べます。もちもちしていそうですね。

■台湾のカキ氷。トッピングが天然なものであり、シロップばかりの日本のカキ氷と全然違う(台湾/40代前半/男性)

確かに全然違います、日本のかき氷と台湾のかき氷。フルーツをふんだんに使った台湾のかき氷を食べたら、これまでのかき氷の概念を覆されます。

■たらこのペースト。パンに塗って食べる(スウェーデン/40代前半/女性)

スウェーデンで年齢性別関係なく人気のたらこペースト。チューブに入っていることが多く、手軽に使えるのもポイント!

やはり故郷での日常的な食べ物を望む声は多いですね。続きまして食べ物以外の回答を紹介しましょう。

■セントラルヒーティング(トルコ/30代後半/男性)

トルコのポピュラーな暖房システムです。機械に水を流し温め、その温水が循環して部屋が暖まります。家の中全体が暖まるため、日本の住宅でよくあるお風呂の脱衣所やトイレが寒い……ということがないのだそうです。

■アックス(AXE)アフターシェーブ。日本に同じブランドのデオドラントスプレーはあります(オランダ/30代前半/男性)

主力商品のデオドラントスプレーはあっても、アフターシェーブローションは手に入りにくいのだそうです。こういう毎日使うものがすぐに買えないのはつらいですね。

■手頃な半熟卵立て(プラスチック製)。朝食用の殻付き半熟卵を立てるための物ですが、日本では高価なものしか見かけません(ドイツ/30代後半/男性)

エッグスタンド、エッグカップというゆで卵用の器ですが、正直そこまで必要としたことがありませんでした……。もちろん日本でもたくさん売られていますが、陶磁器製であることが多いかも。インターネットショッピングだと安くて種類もいろいろありますね。

■ちょっとジョーク交じりの雑貨を販売してほしいです(フランス/20代後半/女性)

フランス人はおしゃべりやジョークが大好き。雑貨にもエスプリを利かせてほしいというわけですね。ひとまずヴィレッジヴァンガードへ行ってみることをオススメしましょう。

■日本は大体そろってるので、まだ何か売ってほしいとか思い出せないです(タイ/30代前半/女性)

今回のアンケートでは、このような回答は20名中1名でした。みなさん何かしら「あれがあったらなぁ」と思っているようです。