東京都・調布市文化会館でアクリルに"生きた金魚"を描く深堀隆介の個展

公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団は、さまざまな手法で金魚を描く美術作家・深堀隆介の個展「こころの魚」を開催する。開催期間は7月21日まで(6月24日、25日は休館)、開場時間は10:00~18:00。会場は調布市文化会館たづくり1階展示室。入場無料。

三ツ柑 mitsukan 2012年 W112×D85×H25mm ロンドンのガラクタ市にて購入した煙草の缶、樹脂、アクリル絵具

同展では、美術作家の深堀隆介がたどってきた、金魚をモチーフとした作品の遍歴を紹介する。深掘はスランプに陥った2000年ごろ、飼っていた金魚の美しさや妖しさに初めて魅了され、本人が「金魚救い」と呼ぶ転機を迎えた。これ以降、深掘の作品は金魚をテーマにした作品が大部分を占めるようになる。この催しでは初期から現在までの作品が並ぶほか、金魚に至る以前の作品も展示され、深堀がどのように美術活動に向き合ってきたのかを総覧することができる。

方舟 the ark 2009年 600×380×H290mm(机) 昭和初期に使用していた机、樹脂にアクリル絵具(同展にて初公開)

屏風-金魚の間 kingyo no ma 2005-2010年 1730×1710mm 屏風、アクリル絵具

韓雪 karayuki 絵:2010年、額:2012年 1825×915mm(絵) 紙、パネル、アクリル絵具、額、真鍮箔、エナメル塗料、シリコン、樹脂粘土、木など

なお、深堀隆介は1973年愛知県生まれの美術作家。2002年、器の中に透明の樹脂を流し込み、硬化した表面に何層にも金魚を描くというオリジナルの技法をあみ出し、いまや深堀の代表作とも言える作品を発表する。2007年、アトリエ「金魚養画場」を横浜に開設した。

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