マリンソフトウェアは6月17日、同社の提供する検索広告の管理プラットフォーム「Marin」に、広告主がFacebookを活用する際の収益成果を改善するための機能拡充を行うことを発表した。

「Marin」は運用ワークフローの分析機能と最適化機能を備えたプラットフォームで、広告キャンペーンを効率的に作成でき、消費者の反応が良い広告を把握してROI(投資収益率)を最適化することができる。

同プラットフォームにおいてこのほど実施される機能拡充は以下の通り。いずれの機能もFacebook広告のパフォーマンス向上を目的に開発されたものとなっている。

●機能拡充の内容

  • Facebookキャンペーンウィザード : 対象デバイスがモバイル端末でもPCでも、パラメーターを入力するだけでキャンペーンのターゲット閲覧者に適した広告を短時間で作成し、広告が無視されることを防ぐ。

  • Facebook広告ローテーションによる最適化およびレポート : キャンペーンレベルで広告ユニットを組んでローテーションを可能にする。キャンペーン内で効果の高い広告を自動で選択してローテーションに組み込むことができる。

  • Facebook向け入札の強化 : 消費者の認知、興味、検討、そして購入までに至るプロセスのどの部分に目標が設定されても最大の投資対効果が得られるように自動調整し、コスト削減とパフォーマンス向上を両立させる。

  • Facebook広告関連の成果をMarinの統一画面に表示 : 広告の成果をMarinの統一画面に表示し、売上などの経済指標やソーシャル指標などによって現状を把握できるようになる。