「青梅市納涼花火大会」の特色のひとつ「永山大照明」

一般社団法人青梅市観光協会は8月3日、「第65回青梅市納涼花火大会」を開催する。

丘陵の木々が夕闇に浮かび上がる「永山大照明」に注目

同イベントは、昭和23年に都営バス路線が、青梅地域に開通したことを記念してスタートした花火大会。打上発数は、約3,200発となる。

大会の目玉は、尺5寸玉(15号玉ともいい、玉の直径は約45cm、重さは10数kgに達する)で、 地上約380~400メートルまで打ち上げられ、直径約400メートルの花が開く。メイン会場となる永山公園グラウンドでこの尺5寸玉を見上げると、「火の粉が降りかかってくるのではないか」と思われるほどの大迫力で、あたりは衝撃さえ感じる大音響に包まれるという。

また同イベントの代名詞として「永山大照明」が挙げられる。メイン会場正面、永山丘陵ハイキングコース上に設置された地上花火に点火されると、一瞬にして丘陵の木々が夕闇に浮かび上がり、幻想的な風景へと変貌する。

パイロデジタル(音楽のリズムと花火の打ち上がるタイミングをシンクロさせる機械)制御で、音楽と花火を融合し、より芸術的、エンターテイメント性が強調されるようになったという。 大会中盤のこの「永山大照明」は、他では見かけない変わり種で、一見の価値ありとのこと。

開催日時は、8月3日 19時30分~20時40分。荒天の場合4日に延期。会場の東京都青梅市・永山公園グラウンド内はすべて有料となる。料金は、ます席が5,000円、イス席は1,000円、立見席が200円など。立見席は小学生以下は無料。前売りは6月30日より。その他、詳細は同イベントWebページにて確認できる。