映画『絶叫学級』の初日舞台あいさつが14日、東京・TOHOシネマズ渋谷で行われ、キャストの川口春奈、広瀬アリス、松本茉優、栗原類、山本美月が出席した。

左から、松岡茉優、川口春奈、広瀬アリス、山本美月

映画『絶叫学級』は、いしかわえみの同名コミック(少女漫画雑誌『りぼん』で連載中)を実写化した学園ホラー作品。私立女子校に通う主人公の加奈(川口)は、親友の絵莉花(松岡)から「12年前に亡くなった女の子が黄泉(山本)になって、願い事を叶えてくれるらしい」という都市伝説を聞く。ある出来事をきっかけに、学校の人気者・リオ(広瀬)から目を付けられてしまった加奈は、黄泉に禁断の願い事をしてしまう――というストーリーで、映画は全国公開中。

キャスト陣は夏を先取りした浴衣姿で登場し、主演の川口は「友だちや人との付き合い方を大事にしなきゃと思いました。みなさんがこれから生きていく上で、プラスのメッセージを受け取ってくれたら」とあいさつし、幽霊役が2回目だという山本は「初めてお芝居をした時が幽霊だったので、とても心に残る作品になった。怖いなと思ってくれたらうれしい」とにっこり。また、悪役に初挑戦した廣瀬は「割り切って演じてましたけど、正直楽しかった。今日の浴衣も悪役っぽい黒だし」と満足げに語ると、川口が「1人だけ極道みたいで変……」と容赦無く突っ込み、会場の笑いを誘っていた。

リオの友人で加奈を陥れるアキラを演じた栗原は、同作が映画初出演。「監督にウィンクをやってと言われたけど出来なくて。廣瀬さんに教えてもらってました」と明かした栗原に、会場からウィンク披露の要望が上がるも「この映画同様、僕は汚い人間なんでNO!」と断固拒否。そんなキャスト陣に、MCが“怖いもの”を聞くと、明治大学農学部に在籍している山本は「学校の単位が怖い。4年で卒業出来るように頑張るので、応援して欲しい」と学業が気がかりのようで、川口は「2月くらいにレンタルで借りたアルバムを見つけた。返すのが怖いです」と驚愕のエピソードを披露。一方、「控室でルンルンって感じでポップコーンを食べてて怖かった」と松岡に暴露された栗原は、「仕事が無くなるのが怖い。見なくなる日が来ると思うけど、めげずに頑張る」と真剣に告白していた。