マゼランペンギンの赤ちゃん

すみだ水族館では、6月15日から6月30日まで、マゼランペンギンの赤ちゃんを特別公開している。時間は13時~15時30分で、場所は5階のペンギンアカデミー。赤ちゃんへの給餌や体重測定の様子を見学できる。

今しか見られない姿

今回誕生したのは、同水族館で飼育しているマゼランペンギン、"カリン(雄)"と"カクテル(雌)"の間に生まれた赤ちゃん。4月に産卵が確認され、5月28日に1卵目、5月31日に2卵目が孵化をして誕生した。現在の体重は、1卵目が658g、2卵目が335g。体長は約15cmで、1カ月ほどで大人のペンギンと同じ体長50~60cmまで成長するため、今しか見られない姿が公開されている。

現在は、1日に6回程度ごはんを食べており、専用の容器に入れたペースト状のアジを、一度に4~5本分は食べるという。お腹がすくと「キュイー」といった鳴き声をあげるが、ごはんを食べないときは、首を体に入れるような姿勢で眠っているとのこと。給餌する飼育係の手を親代わりと認識して、ごはんをねだる様子も見られた。

マゼランペンギンは、ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属の海鳥。体長は約70cmで、南アメリカの大西洋沿岸などに生息している。

縦横無尽に泳ぐペンギンたち

なお、同館の「みずといのちのたわむれ~ペンギン・オットセイ~」の展示エリアでは、ペンギンたちが泳ぐ姿を見学することができる。水槽の中を自由に泳ぎまわるペンギンの姿を間近に見られるため、迫力がある。

東京ソラマチでは記念メニューも

マゼランペンギンの赤ちゃん誕生を祝い、東京ソラマチでは、6月15日~6月30日まで「solamachi penguin birthday」を開催する。東京ソラマチ各店で1,000円以上の買い物をした人を対象に、計40万名にオリジナルペンギンメモ帳をプレゼント(一部店舗を除く)するほか、約30店舗が参加して記念メニューを販売。

「抹茶バターサンド」(210円。3枚入り630円)

「ベビーペンギンセット」(500円)

「おこさまペンギンプレート」(997円)

「海賊ペンギン」(1,780円)

様々な海の生き物に出会える

マゼランペンギンのほかにも、同水族館では様々な海の生き物が紹介されている。サンゴ礁で暮らす生き物の展示や、小さな生き物にキャッチコピーをつけて紹介している展示、クラゲの成長過程を見られる展示などがあり、生き物との出会いを楽しむことができる。

すみだ水族館の詳細は以下の通り。

すみだ水族館エントランス

営業時間は9時~21時(入場時間は閉館の1時間前まで。季節による変更あり)で、年中無休(施設点検等で臨時休業あり)。

料金は、大人2,000円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。アクセスは、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅、東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)」駅すぐ。