東京都交通局は13日、試験的な取組みとして、都営バスの渋谷駅前~六本木駅前間にて終夜バスの運行を実施すると発表した。

「都営バス24時間運行」の試行が東京都から発表された(写真はイメージ)

「都営バス24時間運行」に関しては、今年4月、米国・ニューヨークにて行われた猪瀬直樹都知事による講演の中で言及され、渋谷~六本木間で検討していると報じられた。

東京交通局の公式発表によれば、運行区間は渋谷駅前~六本木駅前間(青山学院中等部・西麻布経由)で、運行日時は金曜日の深夜(土曜日午前1~5時頃)、運行間隔は1時間に1本程度とされ、運賃は現行の深夜バスと同じ400円。実施時期は今年12月を予定し、具体的な運行開始日については調整中とのこと。

渋谷~六本木間での終夜バス運行の試行に関して、「都心部における深夜時間帯の交通利便性の向上を図り、国際都市東京の魅力や都市力を高めるなど、東京の発展に貢献するため」の取組みであると説明。運行の詳細などは、「今後、関係機関とも調整を行い、決まり次第お知らせいたします」としている。