日本銀行は11日、2013年5月のマネーストック速報を発表した。それによると、現金通貨や預金通貨などを合わせた指標「M3」の平均残高は、前年同月比2.8%増の1,151兆9,000億円となった。伸び率は前月(2.6%増)から0.2ポイント拡大した。

M3の内訳を見ると、現金通貨は前年同月比3.0%増(前月2.8%増)の79兆3,000億円、預金通貨は同4.6%増(同4.2%増)の480兆8,000億円、定期預金を示す準通貨は同1.2%増(同1.0%増)の559兆4,000億円、CD(譲渡性預金)は同4.6%増(同6.6%増)の32兆4,000億円。

M3からゆうちょ銀行への預金を除いた「M2」は前年同月比3.4%増(前月3.2%増)の843兆8,000億円。M3に投資信託や国債、外債などを加えた「広義流動性」は、同2.8%増(同2.2%増)の1,502兆5,000億円となった。

マネーストックは、通貨保有主体が保有する通貨量の残高(金融機関や中央政府が保有する預金などは対象外)が基本となる。通貨保有主体の範囲は、居住者のうち、一般法人、個人、地方公共団体・地方公営企業が含まれる。このうち、一般法人については、預金取扱機関、保険会社、政府関係金融機関、証券会社、短資等を除く法人となる。