近畿日本鉄道は7月1日より、伊勢志摩観光コンベンション機構と共同で、式年遷宮を迎える伊勢神宮への参拝と、伊勢・鳥羽・志摩など域内の周遊を促進するキャンペーン「せんぐう旅博 ~日本人の旅 伊勢志摩~」を展開する。キャンペーン期間は2014年3月31日まで。

今年3月にデビューした観光特急「しまかぜ」(写真は2012年撮影)

期間中、行き帰りともに観光特急「しまかぜ」に乗車する特別旅行プラン「『しまかぜ』利用超贅沢参拝プラン」も発売(一部除外日あり)。宿泊は全室スイートルームの「志摩観光ホテルベイスイート」を利用し、観光ガイドの解説で伊勢神宮を参拝するほか、四季折々の味覚が味わえる日本料理店「大喜庵」、または宮内庁・神宮司庁御用達の老舗「大喜」で昼食を取るなど、ぜいたくに旅行を楽しむ1泊2日のプランとなる。旅行代金は9万5,000~10万7,000円(近鉄名古屋駅発着の場合の大人1名代金)。

また、10月5日から来年3月30日までの土休日には、伊勢神宮参拝客の伊勢志摩地域周遊を目的に、新たな観光列車「つどい」を伊勢市~賢島間で1日2往復運行。車内では、「伊勢えび汁」などのふるまいや、伊勢志摩の特産品の販売といった地元によるもてなしを行う。一部の日程では、海女さんとの記念撮影会をはじめ、特別イベントも開催予定。

その他、「お伊勢参りハイキング」の実施や、伊勢志摩近鉄リゾートホテルの「ご遷宮記念特別宿泊プラン」発売など、各種企画を用意してキャンペーンを盛り上げる。