イヌ語とネコ語がわかって話せる辞典が発売

東京都渋谷区の出版社アース・スターエンターテイメントは6月25日、「これでイヌと話ができる大辞典」と「これでネコと話ができる大辞典」を発売する。イヌ語は139語、ネコ語は140語を収録。イヌ版はスペシャル特典として「イヌが喜ぶアイデア遊び」を収録している。価格はどちらも1,000円(税別)で、四六変形2色印刷の336ページ。

「これでイヌと話ができる大辞典」の中身

「これでイヌと話ができる大辞典」では、犬たちの最大の感情表現でもある「おしゃべり」を研究・分析。鳴き声、しぐさ、動作、表情の組み合わせでイヌ語を翻訳したつくりとなっている。例えば「ワンワン!」という鳴き声であっても「もっと遊ぼうよ!」といった楽しさを表す感情もあれば、「やめて!」といった不安や悲しみの感情もあり、鳴き声以外の表現もふまえた上で翻訳している。そのほかには、あくびのような「ウワァーオッ」はうれしさの表現、口元や鼻をペロペロするのは緊張をほぐしている、などが解説されている。

「これでネコと話ができる大辞典」の中身

「これでネコと話ができる大辞典」では、じっくり観察することでわかった鳴き声、表情、しぐさなどからネコ語を翻訳している。例えば、「ウキャキャキャ」と猿のような声を出しながらおもちゃで遊ぶ場合は、楽しさの感情があふれて「興奮するぞ」と叫んでいる状態。また、高い声で短く「ニャンッ」と鳴いた場合は歓迎の意味となる。そのほかには、飼い主のトイレについていく意味は縄張り確認、窓の外を見て「カッカッカッ」と鳴くのはハンター気分、など。