JR東日本は、iPadのテレビ電話機能を活用した手話の遠隔通訳サービスを山手線内のインフォメーションセンターや総合案内カウンター、JR 東京総合病院で試行導入すると発表した。

遠隔手話通訳サービスでは、手話でのコミュニケーションを希望する顧客に対し、案内スタッフがiPadをコールセンターに接続し、顧客からの手話による質問をオペレータが案内スタッフに口頭で伝え、案内スタッフが口頭でオペレータに回答すると、それをオペレータが手話で顧客に案内するもの。

サービス概要

サービスはシュアールがアールシステムとの提携により提供する「テルテルコンシェルジュ」の手話通訳を利用するもので、手話のほか英語・中国語・韓国語と日本語との遠隔通訳にも対応する。

遠隔手話通訳サービス提供時間は、各インフォメーションセンター等の営業時間内のうち、9:00~17:00で、試行導入期間は2013年6月17日~2014年3月31日。