左から週刊少年マガジン、別冊少年マガジン、マガジンSPECIAL。

週刊少年マガジンとその兄弟誌である別冊少年マガジン、およびマガジンSPECIAL(いずれも講談社)の3誌とも、本日6月3日付で編集長が交替することが発表された。週刊少年マガジン系列3誌の編集長3人が一斉に交替するのは、同編集部の創設以来初めて。

編集長はそれぞれ、週刊少年マガジンが森田浩章氏から菅原喜一郎氏へ、別冊少年マガジンが朴鐘顕氏から鈴木一司氏へ、マガジンSPECIALが鈴木学氏から朴鐘顕氏へとバトンタッチされた。週刊少年マガジン創刊54年の歴史のうち、2番目に長く編集長を務めた森田氏や、2009年の創刊から今日まで別冊少年マガジンの指揮を執ってきた朴氏が動くとあり、少なからず誌面に影響を与えそうだ。

講談社第三編集局局長・森田浩章コメント

おかげさまで、読者の皆さまから、今マガジンが熱い! 面白い! というお声を多くいただきます。俯瞰していて感じるのは、寄稿家の皆さんや、部員たちがマンガづくりを非常に楽しんでいる姿です。その熱気が読者の皆さまにも伝わって一緒に楽しもうとしてくれているのではないでしょうか。

そんな作家の皆さんの熱意をより一層、サポートしていくために週刊少年マガジン編集部が作る3誌の編集長を交代し、攻勢を強めていくことを決めました。

人選には全く迷いませんでした。いずれ講談社を背負っていく若い3名です。週刊少年マガジン、マガジンSPECIAL、別冊少年マガジンは兄弟誌でありながら、ライバル誌でもあります。今後とも3誌の競演にご注目ください。