“イライラ”することで、家庭や仕事において支障をきたしていますか?

シタシオンジャパンは、全国主要都市に住む40~50代男性の職場・家庭におけるストレスの状況と、この世代を夫や上司に持つ女性を対象に彼らの印象について調査を実施した。

同調査は5月2日~6日にかけて、東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市近郊の40~50代の男性1,000人、40~50代の夫・上司を持つ女性各300人に対して行った。

イライラしている40代・50代男性は64%

まず、男性に対し「今の生活で“イライラ”することはありますか」と聞いたところ、63.8%が日常的にイライラしていると回答した。20~30代の頃とイライラする頻度を比較すると、「増加した」という回答が66.4%。「“イライラ”することで、家庭や仕事において支障をきたしているか」と尋ねたところ、家庭では41.7%、仕事でも50.7%が支障になると回答している。

職場では“イライラ”することにより、どのような支障をきたすのか尋ねたところ、「業務に集中できない」人が49.2%、「コミュニケーションがうまく取れない」人は43%だった。

職場では“イライラ”することにより、どのような支障をきたしていますか?

夫の話し方や言い方に嫌悪感を抱く主婦は64%

40代~50代を夫に持つ主婦300人に、「“イライラ”した夫との生活に不安を感じるか」と尋ねたところ、42.3%が「不安を感じる」と回答。嫌悪感を抱くのはどのようなことか尋ねると、「話し方・言い方(64.4%)」、「すぐ“イライラ”すること(35.1%)」で、“イライラ”した夫の言動や態度を嫌だと感じていることが分かった。

“イライラ”した夫との生活に不安を感じますか?

続いて、40~50代男性を上司を持つOL(258人)に対し、“イライラ”する上司を見てどのように感じるか聞くと、72.5%が「上司として尊敬ができない」と回答。「嫌悪感を感じる(67.4%)」、「みっともない(64.3%)」などという意見も多かった。

“イライラ”する上司を見てどのように感じますか?

順天堂大学医学部・大学院医学研究科 堀江重郎教授は、「40代・50代が感じやすい過度のイライラは、男性ホルモン『テストステロン』の減少が原因で、50代から発症しやすい『男性更年期障害』を誘発する可能性がある」と語る。

また、男性更年期障害の予防として、イライラを軽減させる工夫が必要だという。そのひとつとしてイライラ軽減効果があるリラックス成分「テアニン」を摂取することを挙げている。「テアニン」は抹茶に多く含まれており、市販の「抹茶」を含む飲料や食品などで、気軽に摂取することができる。

詳細な調査結果はシタシオンジャパン公式サイトで公開している。