ヤフーは、5月27日に公表したYahoo! JAPAN IDとメールアドレス1427人分を誤って利用者835人に対してメール送信してしまった問題について、新たに179人に対して最大9万4317人分のYahoo! JAPAN IDとメールアドレスを組み合わせたリストを送信していたことが判明したと発表した。

同社では、「調査は完了しており、対象人数がこれ以上増えることはありません」としている。

今回の問題は、5月25日21時頃に、一部の利用者に他の利用者のYahoo! JAPAN IDとメールアドレスを誤って送信したことに始まる。この1回めの誤送信で送られたID数などは下記の通り。

  • メールを送った利用者の数:835名
  • 記載されていたID、メールアドレスの数:1427名分

今回の発表によると、同じく5月25日21時頃に同様の原因で下記の規模での誤送信が発生した。

  • メールを送った利用者の数:179名
  • 記載されていたID、メールアドレスの数:9万4317名分

同社では今回発表した誤送信に対して、個別連絡を行い、届いたメールの削除を依頼しているという。

Yahoo! JAPAN IDとメールアドレスだけでは同社サービスにログインすることはできないが、同社では「今回原因となったオペレーションの見直しの実施と、システム上の異常な処理の検出機能をより一層強化いたします」とコメントしている。