ジャストシステムはこのほど、世界遺産登録が確実になり、注目が集まる富士山の観光・登山に関する意識調査の結果を発表した。同調査は同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用したもので、Fastaskモニタ1100名を対象に5月17日~5月18日に行われた。

発表によると、富士山に登る場合の目的を尋ねた質問では、49.5%の人が「人生の記念にするため」と回答。富士山の世界遺産登録の話題をきっかけに、「今年、富士山を見に行ってみたいと思った」人は32.9%で、「登山以外を含む富士山関連のツアーに興味を持った」人も30.8%いたという。

富士山関連のツアーに興味を持った人に、富士山観光の際にあわせて行ってみたい観光スポットについて聞いた質問では、「(山中湖などの)湖」という回答が62.1%で最も多くなっている。

また、富士山の世界遺産登録に関して、「世界自然遺産」ではなく「世界文化遺産」として登録されることを「知っている」人は70.7%という結果に。

このほか、富士山で導入が検討されている「入山料」について、64.4%の人が「導入に賛成する」と答えている。

「Fastask」実例レポートページから、今回の調査の詳細をまとめた全45ページのレポートをダウンロードできる。