iPhone・iPod touch用の人気メールアプリ「Mailbox」がiPadにも対応した。5月23日(米国時間)にApp Storeで配信が始まったバージョン1.3からiPadにも最適化されたユニバーサルアプリになった。

Mailboxは「Inbox zero. Daily. (いつも受信箱を空に)」という利用コンセプトと、スワイプを活用した快適な操作性を特徴とするGmailクライアントだ。今年2月のiPhoneアプリの一般提供では、サービスの安定提供を優先して登録順に少しずつユーザーを拡大する方法を採用し、すぐに数万人の順番待ちができたことが話題になった。

Mailboxユーザー待望のiPad向けユーザーインターフェイス(UI)はランドスケープモード(横向き)の2カラムレイアウトになっており、ポートレートモード(縦向き)では使用できない。2カラムの左側はメールリスト、右側がメッセージ画面になる。メールリストではiPhone向けUIと同じようにスワイプでアーカイブ/削除/スヌーズ/リスト分けなどを行える。メニューボタンをタップすると現れるメニュー、メッセージ画面のデザインや機能もiPhone向けUIと同じだ。良く言うと既存のMailboxユーザーがすぐに使いこなせるUI、悪く言うと現時点ではiPad向けならではの利用体験や機能に欠ける。

右方向のスワイプで「アーカイブ」→「削除」

すぐに処理できないメールを、スケジュールを決めて一時的に受信箱から消すスヌーズ機能

iPad対応によって23日にはデバイス登録が急増したと考えられるが、iPhoneアプリ提供開始時のような登録制限は行われていない。3月にDropboxがMailboxを買収しており、Dropbox傘下になってスケーラビリティが向上した効果が現れている。