名古屋鉄道は25日より、ラッピング電車の運行などを通じ、鉄道の環境優位性や名鉄グループの環境への取り組みをPRする「名鉄エコプロジェクト2013」を実施する。

ラッピング電車「エコムーブトレイン」側面デザインイメージ

ラッピング電車「エコムーブトレイン」前面デザインイメージ

同プロジェクトは、沿線の豊かな自然や風景を守り、次世代につないでいくのが目的。昨年までに引き続き、3300系車両4両1編成を使用したラッピング電車も運行される。ブレーキ時に発生するエネルギーを電力に換え、他の電車の動力として使う「回生ブレーキシステム」などを搭載した省エネルギー型の車両で、「エコムーブトレイン」の呼称で運行する。

車体外観には、沿線の動植物などを明るく優しい色使いでデザインし、電車に乗って楽しくエコ活動できる様子を表現。車内では、名鉄グループの環境への取組みやエコ活動についての情報を、「いろはかるた」の様式で表現した中吊り広告47種類を掲出する。5月25日に「第7回名鉄でんしゃまつり」会場でお披露目された後、名古屋本線を中心に運行する。

同プロジェクトではその他、名鉄グループ提供によるラジオ番組の放送や、「メッセナゴヤ2013」への出展などの各事業を展開予定。実施期間は2014年3月31日まで。