「NEVER FORGET 東北」代表の俳優・柴俊夫(左)と、歌手、俳優の松崎しげる(右)

「NEVER FORGET 東北」プロジェクトは5月23日から28日に、東京都豊島区の東武百貨店池袋店にて、「NEVER FORGET 東北」in 東京を開催する。

「東北の痛みを忘れることがないように」という思いを込めて

同プロジェクトは、東日本大震災で親を亡くした子どもたちに、継続的なサポートを行いたいという思いから、俳優の柴俊夫を筆頭に、西田敏行、松崎しげる、田中健が中心となり、多くの俳優仲間に呼び掛けて2011年6月に発足した、チャリティー募金イベント。

賛同した著名人自らが撮影した風景やポートレートなどを、 絵画変換ソフトで変換し、1枚のキャンバスに仕上げた作品を、全国の百貨店などの会場をキャラバンし、展示する。 また1万5,000円を寄付した人には、好きな展示絵画を進呈している。今回は、津波で親を亡くした幼い男の子の実話を元にした、柴俊夫監修によるリーディング音楽劇 「ママにあいたい」の公演も行い、柴俊夫本人も登壇予定となっている。

自ら撮影した写真を絵画タッチに変換した作品例

寄付金は「あしなが育英会」による、親を亡くした子どもたちの心のケアハウス 「東北レインボーハウス」 建設資金として、全額が寄付される。昨年は全国7会場で展示を行い、合計743万3,025円を寄付した。

同イベントは、東武百貨店池袋店8階3番地の特設会場で、10時から20時まで(最終日は18時まで)開催する。リーディング音楽劇「ママにあいたい」は、25日の17時と、26日の16時30分に同店8F屋上「スカイデッキ広場」にて上演する。