KDDIは9日、「auスマートパス」会員向けに、スタジオジブリ初となるスマートフォン向けサービス「ジブリの森」の提供を開始した。auスマートパス会員であれば、無料で閲覧できる。

(c)Studio Ghibli

ジブリの森は、スタジオジブリ作品の中から毎月1作品をテーマに取り上げ、特集記事を中心としたコンテンツを配信するサービス。記事以外にも作品に関連した「待ち受け画像」や「クイズ」などの付録がつく。特集記事の第一弾は「となりのトトロ」だ。

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そのほか、スタジオジブリのスタッフによる日誌や最新映画情報を届ける「ジブリ通信」、ジブリ映画の全セリフ全シーンをコミック化した「シネマ・コミック」から名場面を届ける「ジブリ名場面劇場」などのコンテンツを用意している。ジブリ名作劇場の第一弾では「風の谷のナウシカ」の名場面を紹介する。

同社では、これまでにも2011年公開の「コクリコ坂から」に特別協賛し、同作の劇場予告編や監督インタビューを収録したスペシャルムービーをau限定配信するなど共同キャンペーンを展開してきた。なお、2013年公開の映画「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」では出資・特別協賛を通じた映画製作への参加を行うとしている。