世界最大級の淡水魚「アリゲーターガー」

須磨海浜水族館は5月6日、世界最大級の淡水魚として知られるアリゲーターガーが神戸市須磨区・須磨寺にある堂谷池で捕獲されたことを発表した。

捕獲されたアリゲーターガーの全長は121センチ、体重は14キロ。アリゲーターガーは北米南部に生息する肉食性淡水魚で、過去体長最大3メートル、体重157キロの個体が発見されたこともあるという。気性が荒く、魚や甲殻類、昆虫、水鳥や小さなカメなど手当たり次第に何でも食べる、肉食性雑食の魚だ。

神戸市在住の釣り愛好家5人が釣り上げた

今回アリゲーターガーを釣り上げたのは、神戸市在住の釣り愛好家5人。堂谷池では本来釣りは禁止されているが、特別に許可を得て釣りを行ったとのこと。愛好家らによると、堂谷池にはアリゲーターガーとおぼしき個体がまだ生息しているようだ。

5月10日より須磨海浜水族園「世界のさかな館」にて展示

釣り上げられたアリゲーターガーは、5月10日より神戸市立須磨海浜水族園内にある「世界のさかな館」にて展示される。アリゲーターガーのケガ治療後の展示となるため、展示開始日が遅れる可能性もあるとのこと。

詳細は同園のホームページで閲覧できる。