刺しゅうメーカーのマツブン(1939年創業)は13日、こだわりの国産ポロシャツ「MEP-129」を発売する。

「MEP-129」アイボリー(写真左)とネイビー(同右)

刺しゅう業界では、アパレルメーカーからの刺しゅう入れを依頼される下請けとして対応する工場が多く、また中国生産をメインに扱う販売店の増加にともない、日本における市場規模は減少している。この状況を打破するために、昨年、同社企画のファクトリーブランドとして「MEPポロシャツ」を開発。ウェブを活用したBtoB(企業対企業の取引き)の直販体制を整えるという新たなビジネスモデルを確立した。

「MEPポロシャツ」の「MEP」とは、「マツブン・エンブロイダリー・プロジェクト」の頭文字をとったもの。同商品では上質・良質・低価格を兼ね備え、刺しゅう業界初となるオリジナル刺しゅう入りの商品となった。昨今のクールビズによる企業やブランドのロゴが入ったポロシャツの需要増加に対応し、昨年は売上目標の200%という実績を作った。

今回新たに発売する「MEP-129」は、「MEPポロシャツ」の第3弾で、極上の着心地・デザイン性・素材から縫製まで、すべてがメイド・イン・ジャパンで仕上げられた、企業のブランディングに最適なポロシャツとなる。刺しゅう加工込み、30~99枚作成時の価格は4,725円。枚数が増えるほど安くなるとのこと。