三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行は8日、米国銀行持株会社法に基づく金融持株会社(Financial Holding Company、以下FHC)のステータスを、米国連邦準備制度理事会(Board of Governors of the Federal Reserve System)より5月7日付けで取得したと発表した。

従来より、同社グループでは米国証券子会社において、M&Aアドバイザリー業務やブローカレッジ業務などを行ってきたが、FHCステータスの取得により、米国で証券引受などの投資銀行業務やトレーディング業務などをより包括的に展開することが可能になったという。

今後、米国証券子会社において債券引受業務を開始するなど、同社グループは、世界の中心的な金融マーケットである米国において、さらに充実した金融サービスを提供していくとしている。