ソフトバンクモバイルは7日、2013年夏モデルとして、Androidスマートフォン「シンプルスマホ SoftBank 204SH」(シャープ製)を発表した。4.0インチ液晶を搭載し、シニア向けにメニュー画面などで大きな文字の画面表示と大きなボタンを採用している。5月10日から販売を開始する予定。

「シンプルスマホ 204SH」

同製品は、4.0インチWVGA(800×480ドット)のTFT液晶を搭載し、シニア向けにメニュー画面などで大きな文字の画面表示と大きなボタンを採用したAndroidスマートフォン。

これまでのスマートフォンでは拡大できなかったような画面や場所でも拡大表示できる「かんたんズーム」を搭載し、タッチパネル操作の「触れる」と「押す」を判別して誤操作を軽減する「かんたん押し感タッチ」を装備している。ホーム画面には見やすさを追求したメニュー「シンプルラインホーム」を採用し、上下のスクロールだけで全ての機能が利用できるようなシンプルな仕様となっている。

利用頻度の高い電話、メール、ホームボタンには大きなハードキーを搭載。電話の着信などはハードキーが光って通知するので、他の機能を利用中でも迷わず操作が行える。また、周囲の音を感知して騒音を軽減したり、騒音の中でも聞き取りやすい音量に調整する「トリプルくっきりトーク」も搭載している。

マイクに話しかけることで電話の発信やカメラの起動などが可能な「スマート音声操作」に対応。メールの文字入力も音声で行える。さらに不在着信や新着メールの通知、メールの本文を音声で読み上げる機能も搭載する。

CPUは、1.4GHzシングルコア「MSM8255」を搭載。メインカメラは約490万画素のCMOSカメラ(AF対応)、サブカメラは約30万画素のCMOSカメラ。バッテリーは1,800mAh。内蔵のROMは4GB、RAMは1GB。外部メモリは、microSDHCカードに対応。本体は防水、防塵性能を備えている。

通信面では、3Gハイスピード、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ(W-CDMAのみ)」「プラチナバンド」をサポート。通信方式は、国内はW-CDMA方式(900MHz/1.5GHz/2.1GHz)、海外はW-CDMA方式。Wi-FiはIEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)に対応。Bluetooth(Ver.3.0)、赤外線通信(IrDA)にも対応している。

そのほかに、ワンセグ、スマートセキュリティ、S!メール(MMS)、緊急速報メールなどに対応。OSはAndroid 4.0。サイズは約64×128×12.0mmで、重量は約130g。カラーは、シルバー、ピンク、ネイビーの3種を用意している。

カラーバリエーションは、シルバー、ピンク、ネイビーの3色