結婚式で後悔していること、ある……?

まもなくジューンブライドの季節!! まさに今、結婚式の準備に追われているカップルも多いのではないだろうか。人生における一大イベントだけに、悔いが残らないよう終わらせたいものだが、100%満足するのはなかなか難しいようで……。今回は結婚式・披露宴について、マイナビニュース会員の既婚女性200名に調査した。

Q.結婚式・披露宴は行いましたか?
はい 68.5%
いいえ 31.5%

Q.結婚式・披露宴で後悔していることを教えてください

■お金をかけすぎた
・「もっと安く抑えればよかった」(28歳女性/金融・証券/専門職)
・「結構お金をかけたので、使わずに取っておけばよかった」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「手作りできるところは手作りしたりして、節約すればよかった」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「なぜあんなに散財してしまったのか、と思う。親族からのお祝いが数百万あったのだから、もっと節約すればかなり貯蓄が増えていたはず……楽しかったから良かったんだけど、もったいなかったなぁ」(29歳女性/情報・IT/技術職)

■準備不足
・「もう少し準備を前もってすれば、バタバタにならなかったかな?」(29歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「準備がバタバタで寝不足で挑んだこと」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「ピアノを弾いたが、練習不足だった」(32歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「お礼のコメントなど、準備をもっとしたかった」(29歳女性/医薬品・化粧品/技術職)

■ゲスト選び
・「家族だけだったので、友達も呼びたかった」(27歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「大好きなおばあちゃんを病気で呼べなかったこと。おばあちゃんが元気なうちに結婚できればよかったなと後悔」(32歳女性/その他/事務系専門職)
・「呼ぶ友人を減らせばよかった」(26歳女性/その他/主婦)
・「職場の上司を呼ばなくてもよかった」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■もっと痩せておけば……
・「結婚式までにもっと痩せておけばよかった」(26歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「もっとダイエットを頑張ればよかった」(26歳女性/食品・飲料/専門職)

■予算の都合で妥協したこと
・「もう少し料理のグレードをあげればよかった」(29歳女性/情報・IT/技術職)
・「もっと奮発しても良かった」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「ゆりのブーケにしたかったが、お金が高かったためバラのブーケにしたこと」(25歳女性/医療・福祉/専門職)

■ドレス選び
・「髪型とドレスをもう一度選びなおしたい……」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「衣装をもっと考えてから選べばよかった。洋装でなく和装で」(30歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「着たいドレスが予算オーバーで着られなかった」(25歳女性/その他/その他)
・「できちゃった結婚なので衣装選びにデザイン的に制限があった」(34歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「実母のどうしても! の希望で和服を着たが、まったく似合っておらず、当の実母からも、似合わないね……といわれたこと」(37歳女性/その他/その他)

■当日の演出について
・「ドレスの着替えをしすぎた」(27歳女性/小売店/営業職)
・「長時間だったので列席者を疲れさせた」(36歳女性/情報・IT/技術職)
・「もう少しイベントを増やせばよかったと思った」(30歳女性/医療・福祉/専門職)
・「もうちょっとかわいいブーケにすればよかった」(35歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「プチギフト選びが適当になったこと。準備も大詰めで疲れ切ってたせいだけど、もっとセンスのいいものを探したらよかった」(30歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「両親へ手紙を書かなかったので、感動ポイントがあまりなかったそうです」(29歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

■写真撮影
・「テーブルごとの写真を撮れば良かった」(31歳女性/その他/その他)
・「ビデオ撮影を知り合いに頼んだはずが確認不足で当日ビデオがなかった。少し高くても会場に頼めばよかった」(26歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「プロのカメラマンに撮ってもらったスタジオ写真がひどい写りのものばかりだった」(25歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)

■会場選びについて
・「会場選びをもっと慎重にすればよかった」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「ホテルでの披露宴をレストランにすれば良かった」(44歳女性/その他/その他)

■避けられないアクシデント!?
・「神社式でおごそかな雰囲気だったが、ある親族のおなかが大きな音で鳴り、会場全体が笑いをこらえるのに必死になっていて、あまり式の内容を覚えていない」(31歳女性/医療・福祉/専門職)

■式場スタッフとの相性が……
・「途中で打ち合わせスタッフの担当替えをしてもらったが、最初から別の人にしてもらってたらイライラしなかったのにと思ったこと」(27歳女性/医療・福祉/専門職)

■新郎側の家族とのこと
・「もっと盛大にしたかったが、夫の実家との釣り合いを考えると質素にせざるを得なかったこと」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「披露宴の途中、サプライズで旦那さんに手紙を読んだ。手紙の中に名前が入り、普段呼び捨てで名前を呼んでいたが、彼の親族から年下なのに呼び捨てでいうのは、と不評があがった」(28歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「旦那の親の暴走を止められなかった」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■総評
結婚式・披露宴で後悔していること第1位は、ずばり「お金をかけすぎた」こと。人生における最大のイベントだけに「思い出はプライスレス!!」と言いたいところだが、いざ終わってみると「もっと節約しておけば良かった……」と悔やむ声も少なくないようだ。

また、衣装選びの失敗を引きずる女性も多いようだ。ドレスか和装か、どんなデザインか、お色直しは何回か……などなど、衣装にまつわる決定事項は多岐にわたる。ウェディングドレスは"幸せな新婦"の象徴だけに、写真や映像に記録されやすいもの。ささいな選択ミスでも"永遠の後悔"として残りかねないから、細心の注意を払って納得いく衣装選びを行いたい。ちなみに「もっと痩せておけばよかった」という回答が散見されたのも、この衣装選びと密接に関係していそうだ。女性の美意識はそれだけ強いのである。

とはいえカップルにとって、結婚式はゴールではなく"新たなスタート"だ。「当時は幸せ太りで顔がパンパンだわー」「このドレス最高に似合ってないよねー」などなど、この日の失敗や後悔がその後の夫婦生活で笑い話になるのなら、それはそれで結果オーライ!! ……といえるのかもしれない。

調査時期: 2013年4月5日~2013年4月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート