宝童子たちに扮する浅草寺幼稚園の園児たち

こどもの日の5月5日に、子供たちの成長を祈って毎年行われている「宝の舞」が、今年も東京・浅草の浅草寺で行われる。実施時間は、午前11時と13時30分の2回。

この行事は、観音の福徳をたたえるとともに、子供たちの健やかな成長を祈って昭和47年から始められた。浜成、竹成という兄弟の漁師によって、浅草寺ご本尊である観音が示現(神仏が霊験を示し現すこと)されたという故事にちなみ、当日は、子供たちが漁師姿の「宝童子」となり、七福神を乗せた「宝船」をひいて練り歩く。

宝童子たちにふんするのは浅草寺幼稚園の園児たち。宝船は浅草公会堂前を出発、オレンジ通り、雷門通り、仲見世を練り歩き、五重塔前で加護を受けるとのこと。

浅草の仲見世店通りを練り歩く、七福神を乗せた船「宝船」

画像提供:浅草観光連盟