気象庁は5月1日、過去の気象観測データをWebサイトで公開する取り組みを開始した。CSV形式でデーターのダウンロードが行える。

公開されるのは、全国の気象台やアメダス観測地点における気温や降水、湿度などに関するデータ。日別や上旬/中旬/下旬別、月別に、平均気温や日照時間などのデータが取得できるようになっている。

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同庁では、公開の理由を「情報通信技術の進展により、政府などが保有する多様で膨大な公共データについて様々な場面での活用が期待されるようになってきてきている」ためとしている。

行政が保有する情報のオープンデータ化では、総務省がテストケースとして情報通信白書を二次使用も含めて公開するなど徐々に取り組みが広がりつつある。