アイドルグループ・AKB48の元メンバーの仲谷明香が30日、東京・福家書店新宿サブナード店で、『非選抜だった私を救った48のことば』(発売中 1,260円 中経出版刊)の発売記念イベントを行なった。

『非選抜だった私を救った48のことば』の発売記念イベントを行なった仲谷明香

『非選抜アイドル』(小学館101新書刊)に続き、仲谷の2冊目の著書となった『非選抜だった私を救った48のことば』は、非選抜組として努力をしてきた仲谷のグループ卒業記念本。同書には、メンバーやファン、友人、家族からもらった"48の言葉"がエピソードと共に綴られており、3月に声優になるという夢のためにグループを卒業した仲谷が、6年間のAKB48での活動を振り返る内容になっている。

グループ卒業後、初めて公の場に登場した仲谷は「今は自分の言葉を伝える機会が無くなったので、率直にうれしいです」と出版を喜び、「私が感じたことを素直に書きました。ファンの方に感謝の気持ちを伝えたかったので、読んだ後に自分も頑張ろうと思って頂ければ」とアピール。「秋元さんも『推薦文も書くし、これからも応援するよ』って言ってくれました」と話した仲谷は、お気に入りの言葉について「1番は『また現場で会おうね』という言葉。AKB48じゃなくて声優の現場でということがうれしかった」と声優・陶山章央からの言葉を紹介した。

現在、声優になるための活動をしている仲谷は「受けたオーディションに落ちちゃったので、まだ活動出来てない。今は一般人です」と近況を報告し、「ライブや舞台もやって、色んなことを勉強して吸収したい。サザエさんやドラえもんのような大きな仕事を1本出来れば」と今後の意気込みを。グループ卒業後はアルバイトを始めたそうで「飲食店で料理を運んでます。気付かれるんじゃないかとビクビクしてる」と明かし、恋愛ついて聞かれると「何か良いニュースがあれば良かったんですけど、まだ何も無いんです」と照れ笑い。また、6月に開催されるAKB48選抜総選挙は今年から立候補制になったが、仲谷は「声優の仕事の土台が出来たら、やっても良いかな。次世代と言われてる子が上に行ったら面白いんじゃないかと思う」と話した。