ソフトバンクが30日に発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が7,450億円で前年同期比10.3%増加した。携帯電話契約数の増加が寄与し、営業利益は8期連続で最高益を更新した。

売上高は3兆3,783億6,500万円で同5.5%増だった。携帯電話契約数が約353万回線増加し売上増に寄与した。経常利益は6,532億1,400万円、金利負担の減少により、同13.9%増となった。一方、純利益は2,894億300万円と同7.8%減。前期に米Yahoo!株式売却益等が発生しており、一過性の利益を差し引くと、2013年3月期は過去最高を更新したとしている。

携帯端末の出荷台数は、前期費12.4万台の1155.8万台だった。iPhoneの出荷は増加したものの、フィーチャーフォンなどの出荷が減少したことが響いた。ARPUは同170円減の3,990円。うち音声ARPUは同250円減の1400円、データARPUは同80円増の2,590円だった。