NXP Semiconductorsは、一般に使用されている多彩なIDE(総合開発環境)とあらゆるマイコンの開発ボードをリンクできるスタンドアローンのデバッグアダプタ「LPC-Link 2」を発表した。

「LPC-Link 2」は、Code Red Technologiesによって開発されたLPCXpresso-IDEを動作させることが可能なほか、同アダプタ向けのファームウェアイメージが利用できる。イメージをダウンロードすることで、現在幅広く使用されているSEGGER J-LinkやARMデザインのCMSIS-DAPデバッガなどとしても使うことが可能という。

SEGGER J-LinkおよびCMSIS-DAPデバッガのファームウェアイメージは無償でダウンロードでき、DFU(デバイスファームウェアアップデート)ツールで書き換えられる。

また同アダプタには、同社マイコン「LPC4300」シリーズが搭載され、標準の10ピンJTAG/SWDコネクタ、20ピンJTAG/SWD/ETMコネクタとアナログ、デジタルおよびシリアルの拡張ヘッダが実装され、拡張性の高いプラットフォームとなっている。

なお、すでに受注を開始している。

NXPのスタンドアローンデバッグアダプタ「LPC-Link 2」