GMHoldingsは4月25日、都内の学生を対象にスマートフォンの所有状況を調査した結果を発表。スマートフォンを所持している学生の約半数がソフトバンクの端末を利用していることが明らかになった。同調査はGMHoldingsのグループ会社である、学生向け情報サイト「Campus Navi」が主要20大学に通う4,000人の学生を対象に行ったもの。

CampusNaviでは「新生活応援企画」として、いまどきの学生たちの必須アイテムであるスマートフォンに焦点をあて、都内の主要20大学でスマートフォンの所有状況を調査。今回、全国的に知名度が高く、学生数も多い都内の20大学に通うスマートフォンユーザーの大学生を対象にした。対面・電話・メールなどのヒアリングにより「どの携帯会社のスマートフォンを使っているのか」を調べたという。調査期間は、2013年4月10日から4月20日までの10日間。現役の大学生で構成されるキャンパスナビ学生調査隊12人が、各大学200人ずつ合計4,000人(男性2,515人・女性1,485人)を対象に調査した。

調査対象となったのは、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、青山学院大学、立教大学、明治大学、法政大学、学習院大学、中央大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、成蹊大学、明治学院大学、帝京大学、国士舘大学、東京理科大学、多摩美術大学。都内の大学に通う学生730,825人(2012年12月時点・文科省調べ)の約58%がこの20大学に在籍しており、今回の調査では、都内の大学生のスマートフォンの所有状況がわかるものとなっている。

調査結果 - iPhoneユーザーの70%強がソフトバンクを利用

所有しているスマートフォンの利用キャリアを聞いたところ、半数近くの47.7%(1,906人)が「ソフトバンク」と回答した。2位は「KDDI(au)」(27.5%)、3位は「NTTドコモ」(24.9%)だった。また、iPhoneユーザーの71.9%(1,880人)がソフトバンク、残りの28.1%(735人)がKDDI(au)を利用していることが明らかになった。

47.7%がソフトバンクを利用。2位はKDDI(au)(27.5%)、3位はNTTドコモ(24.9%)(写真左)。iPhoneユーザーの71.9%はソフトバンク、28.1%がKDDI(au)だった(写真右)

大学別に見ると、20大学中19大学で「ソフトバンクのスマートフォンを利用している」と答えた人の割合が1位となった。2位はKDDI(au)、続いてNTTドコモという結果だった。

20大学中、早稲田大学をのぞく19大学で「ソフトバンクのスマートフォンを利用している」と答えた人の割合が1位になった