クロス・マーケティングは4月24日、PCサイトやスマートフォンサイトに訪れたユーザーの動きを動画で可視化できるサイト内(UX)分析ツール「USER DIVE(ユーザーダイブ)」を発表した。同日より提供を開始する。サービス利用料金は初期費用はなく、月額料金は5万円~。また、別途オプションとして、定例会議によるサポート・コンサルティングが受けられるパッケージを月額20万円~で提供する。

ツール特徴

USER DIVEはサイトに訪れたユーザーの行動を新たな方法で確認することができるサイト内(UX)分析ツール。新たな方法としては「ヒートマップ分析」「動線分析」「動画分析」といった点が挙げられる。ヒートマップ分析ではマウス、クリック、スクロール、視認時間からヒートマップを検証することで、ページ内コンテンツや、UIの課題を抽出することが可能となる。動線分析ではゴールページを設定し、ゴールまでに離脱が多いボトルネックページを抽出できる。

動画分析ではマウスの動きや滞在時間、クリック・タップなどのサイト内でのユーザー行動を動画で再現することができる。また、同社によると、世界で初めてスマートフォンサイトにおける動画分析も可能だという。

同社では、同ツールによりGoogle Analyticsなどのトラフィック分析ツールでは確認することが難しいサイト内部の課題点や、ボトルネックを抽出することが容易になるとし、Javascriptタグを貼り付けるだけで情報収集が可能になる導入障壁の低さを特徴として挙げている。